日本製紙(3863)は、豪州証券取引所上場企業であるオローラ社との間で、板紙パッケージ部門を譲受ける事を発表した。 オローラ社は、独自の古紙回収システムから、最新鋭の段ボール原紙製造設備、高度に自動化された段ボール工場、パッケージング関連資材・サービスの提供に至るまで一貫して展開するビジネスモデルにより、豪州・ニュージーランド事業において高い市場シェアを確立している。 板紙パッケージ部門の譲受けにより、日本製紙はオセアニア地域において、一貫体制の段ボール事業に進出することとなり、日本製紙の連結子会社であるオーストラリアン・ペーパー(本社:豪州メルボルン市)とのシナジーを発揮し、日本製紙グループのパッケージ事業のさらなる展開を推し進めて行く考え。