スクイーズアウトとは
「スクイーズアウト(Squeeze-out)」とは、M&Aで、対象企業の株式を最低3分の2以上取得した後に、現金を対価に少数株主から株式を取得することを言います。
一般的に、M&AにおけるMBOや上場企業が対象企業を完全子会社化とする事案で行われ、「締め出し」または「キャッシュ・アウト」とも呼ばれます。 少数株主を保護する目的で、反対する株主に対しては株式買取請求権や取得価格決定申立権が認められています。
なお、少数株主の受取価格が公開買付価格より低くなることが予想される場合は買付に応ぜざるを得ないと言う強圧性の問題から、受け取る対価を公開買付価格と同等とすることが一般的です。