リテイナーフィー とは
「リテイナーフィー(Retainer Fee)」とは、一定の期間継続して行われた業務に対して支払われる定額顧問料を指し、着手金のことを指すこともあります。
M&Aでは、買収(譲受)や売却(譲渡)後の成功報酬とは別に、そのために行われる調査や相手先への訪問などの業務に固定金額が設定されるリテイナー契約を締結することが一般的です。
この費用を支払うメリットは、急がずにM&A候補先の選定・交渉ができる、成功報酬が安くなる可能性が高い、M&Aの成功率が高まることで、デメリットは、交渉期間が長引く可能性がある、毎月の費用がかさむ、M&A実行への強制力が高まることなどです。